ドイツ‐ビールとお肉と鉄道と

ドイツ‐ビールとお肉と鉄道と
ドイツ‐ビールとお肉と鉄道と
 

念願のドイツ旅行に行って参りました。
1週間で20種類くらいのビールと、普段食べる3ヶ月分くらいのお肉を食べました。ドイツはビールとソーセージのイメージしかなかったのですが、嬉しい予想外。ドイツ料理は本当に美味しかった。ただとにかく量が多い。二人で一皿ずつなんて頼んだら、絶対に食べきれない。前菜と主菜を1つずつ頼んで二人で分けるとちょうど良いと旅の3日目頃に学びました。

そして思い込みは恐ろしい。「ドイツは日本と似ていて色々なことがきちんとしている」と信じてこんでいた私達。ドイツの鉄道にその考えを覆されました。指定席の特急を予約していてのに、まさかの行き先変更。特急は途中駅までしか行かず、そこからローカル線に乗り換えてねと窓口で言われる。期せずしてライプツィヒ駅に降りられたこと、ローカル線を楽しめたのは良かったけれど、予定より2時間以上も遅れて目的駅に到着となりました。そして3日後、また特急を予約していたのに、まさかの車両変更で私達が予約した座席の番号がそもそも存在しなくなっている!大慌てで電車の係員聞くも「分からないわよ!私英語分からないし!」と怒られる。近くにいた男性が親切に「きっともっと大きな車両で来るはずだったのが変わったんだよ…。そっちにはあなたの座席番号はあったかもね。気の毒に。」と温かく声をかけてくれましたが、まぁ私達の席は存在しないとい結論は変わらず。。。来た車両はコンパートメントのスタイル。自由席の空いている所を探し運良く座れました。予定していなかったコンパートメント車両を楽しむことが出来たので良しとしましょう。もうこのトラブル続きを笑って楽しみましょうと二人でビールを開けました。
でもまだ電車物語は終わらない。ベルリンでは地下鉄が何かのトラブルで終点変更。目的地より前だったので前を歩いてる人を捕まえて「この電車はもう行かないの?」と聞くと、「そう。ここからバスで振替輸送だよ。あっちにいくとバスに乗れる」と教えてくれました。ありがとう。アナウンスはほとんどない(そしてもちろんドイツ語)し、係員は皆無。もしこの人に出会えなかったら私達はどうしていたでしょう?

驚いたのは、これらの状況をドイツの人達は動揺なく受け入れていること。つまりこの程度のことはよく起こるということ??

そんなこんなで、私達の中ではドイツもスペインも同じカテゴリーとなりました。まぁ、日本ほどちゃんとしている国は他にはないということかも知れません。私達はラッキーということで。