七人舞

201551118536.jpg時間が経ってしまいましたが、5月5日の七人舞にお越し頂きました皆様、本当にありがとうございました。今回のフラメンコ・フェスティバルはパコ・デ・ルシアのオメナヘであり、イベリアの社長である蒲谷さんの最後のプロデュース公演。色々な気持ちが入り混じった一日となりました。

25年近く前、生まれて初めて買ったフラメンコのCDはカマロンでした。帰宅しドキドキしながらそのCDを聴いてみると、そこから今まで聴いたこともない響きのギターは聞こえてきたのです。それがパコ・デ・ルシアでした。次の日同じCD店に戻り、この偉大なギタリストのCDを探したことを昨日のように覚えています。このパコ・デ・ルシアのオメナヘという畏れ多い舞台に参加することを心から感謝し、パコが築き上げたフラメンコへの畏敬を改めて思う一日であり、蒲谷さんの何十年にもわたるフラメンコへの思いもまた改めて感じた一日でした。

私自身の踊りについては色々と考えることもありました。フラメンコを踊るとは何でしょう。パコ・イグレシアス、ファニジョロ、マヌエル・タニェという素晴らしい三人に支えられ、何とか舞台に立っていたような気さえします。また新たなスタートを切ったのでしょうか。今後ともより一層精進しようと思います。

ご来場いただきました皆様、心より感謝します!有難うございました。