立川フラメンコ

20165682542.JPG朝までほぼ嵐だった5月4日、朝9時には嘘のような晴天。強い風が残ったものの、立川にて第13回「立川フラメンコ」が開催されました。立川出身の踊り手、堀江朋子さんと商店街、町のみなさんが作り上げてきた大きなフラメンコイベント。日本で一番大きなフラメンコフェスティバルと言っても過言ではないでしょう。各地からフラメンコ好きの老若男女が集まり、青空の下フラメンコを楽しむ。一日中行われる沢山のフラメンコライブを楽しむもよし、自ら衣装に身を包み、すずらん通りのセビジャーナスパレードに参加するもよし。今年から始まったというカセータでワインとスペイン風のつまみを楽しむもよし。とにかくゴールンデウィークの晴れた1日たっぷりと楽しむことが出来る。

20165691417.jpgさて、その立川フラメンコ。今年は「子供フラメンコ」というコーナーがありました。そこに土曜日クラスのYちゃんが参加。6月の発表会ですでに舞台は経験済みとは言え、今回は知らない人たちの中で踊る。ギターも歌も初めての人。リハーサルで集まった沢山の子供たちの中でYちゃんはちょっと押され気味。「Yちゃん、セビジャーナスはお教室によってちょっと振付が違ったりするけど、気にしないでいつもの通り踊るんだよ。いつもの通り踊ったら絶対に誰とでもちゃんと踊れるから!」と耳打ち。Yちゃんは小さく頷いたものの、実際にその中に身を置かれると、さすがに硬くなって様子をうかがっていた。それでもさすがにそこは子供、少しづつ周りのお姉さんたちとも話し始め、練習をしていたりする。頑張れYちゃん!

本番はすずらん通りに設置されたやぐらステージの上。まずは幼稚園以下と思われる小さいな子達、その後は低学年の子。そしてYちゃんのいる高学年&中学生 のグループが登場。Yちゃんはなかなか笑顔も出ず、緊張しているもよう。けれども1番、2番と進むにつれて少し余裕も出てきたのか、踊りも大きくなってき笑顔も少し出てきた。教室から来た大応援団のハレオは聞こえたのかな?オレ!Yちゃん!

やぐらステージでの大仕事を終えると、今度は総勢500名のセビジャーナスパレードの中へ。そしてさらにもう一度やぐらステージの上でセビジャーナスを披露する。さすがに疲労の色が見え始めてはいたが、初めての人達と踊ることにもすっかり慣れた様子で楽しそう。結局11時50分からまる1時間踊り続けたYちゃん。お疲れ様でした!とても良い舞台でしたね。

終わった後はリラックス。大人たちは青い空の下でスペイン産のスパークリングワインを開ける。気持ちの良い5月の空気はワインをより美味しくさせる。踊り終えたYちゃんはほっとしてお昼ごはん。また来年も来たいなぁ。来年はセビジャーナスパレードで踊ろうかしら。