フラメンコを始めましょう

始める前に疑問解消!

激しいステップ、掻き鳴らされるギター、ふりしぼるような歌…フラメンコはスペイン南部のアンダルシ アで生まれました。ヨーロ ッパにありながらアラブの影響を色濃く残すフラメンコは、私たちにとって スペインという国のイメージそのもの。でも実際はどんなもの?そしてレッスンを始めるにはどんな準備が必要?レッスンを始める際の疑問・心配を解決しましょう!

フラメンコってそもそも何?

フラメンコは、インドを起源として西に流れてきたロマ族(ジプシー=スペイン 語でヒターノ/gitano)、に起源を持つと言われています。仲間内の喜びや悲しみの吟じ合いからおのずとリズムと旋律が生まれ、そしてそこにギター(guitarra) が加わり、興がのれば男も女も踊り(baile)だし・・・やが て洗練、形式化されて行ったのが、現代のフラメンコの大本の形と考えられています。 その誕生の歴史は意外と浅く19世紀初頭とも言われます。20世紀前半にはカフェカンタンテやタブラオ(いずれも観客が飲み食いしながらフラメンコを観る舞台つきの飲食店)などで上演されるようになり、スペイ ン固有の芸能として大きく発展をとげました。

テレビ普及の時代と相まってフラメンコの認知度は世界的に広がりました。 さらに、バイレ(舞踊)を中心に舞台芸術としてあらたな発展をとげようとしているのが現代 のフラメンコと言えるでしょう。2010年にはユネスコによって、スペインの無形文化遺産に登録されています。

レッスンには何が必要?

何はともあれ靴です!フラメンコの靴は革靴で裏に釘が打ってある独特なものですが、色や形も多く、選ぶのも楽しいのです。体験レッスンの際にはお手持ちの動きやすい靴で構いませんが、レッスンを続けると決めたらぜひお気に入りの一足を探して下さい。一度買うと長く使うものですので、納得するまで吟味してくださいね。購入する際にはもちろんアドバイスいたします。(価格は18000円くらいから)

レッスンを始めて半年くらいでレッスン用のスカートも必要になります。靴とコーディネートして選んでもいいし、気分が上がる色を選ぶのもよし。好きなものを纏えばレッスンもより楽しくなりますよ。

その他にはどんなものを使うの?

踊りにはいろいろな小物も使います。フラメンコといえば!というイメージのカスタネット(パリージョスと呼びます)や色とりどりのアバニコ(扇子)、コルドベス(帽子)に豪華なマントン(大型ショール)。
 
それぞれがそれぞれの魅力を持つ小物たち。上手に使うことでフラメンコの踊りに華を添えてくれます。クラスではそれぞれの経験に合わせて様々な小物のレッスンをしていきます。

発表会ってどんな感じ?

2年に一度、中野ゼロの小ホールでスタジオ全体の発表会を開催しています。それぞれが在籍しているクラスごとに好きな衣装を選び、プロの照明&音響で舞台に臨みます。バックのミュージシャンは日本在住のスペイン人や国内外で活躍するプロのアーティスト。華やかな時間は日常を忘れさせてくれる瞬間です。

またソロで踊ることにチャレンジしたい人のためのライブも用意されています。いつかは挑戦したいソロの踊りも、スタジオ主催のライブであれば安心。ソロを踊るための準備やレッスンをしながら、一緒に作り上げていきます。

レッスンにかかる費用はどのくらい?

レッスンは月謝制で、例えば1時間で月4回のクラスですと10000円です。複数クラスを受講する場合は割引があります。チケット制はありませんが、お休みした場合は同じレベルのクラスへの振替システムもあります。また現在の新型コロナの状況を鑑み、ZOOMによるオンライン受講も実施しています。
またクラスには月に一度ギターと歌の生演奏が入りますが、これも月謝に含まれます。

レッスンを開始する際には靴を購入する必要がありますので、最初にかかる費用は月謝と靴の代金です(入会金はありません)。
 →クラス紹介もご覧ください

フラメンコを習っている人たちはどんな人達?

「今からできるかしら」「経験もないけれど踊れるようになりますか?」最初のレッスンやお問い合わせでこのようなことをよく聞かれます。答えはすべて「Si!(スペイン語のYes)」です。スタジオには50代後半から始めて今76歳の方や、親子でレッスンをスタートさせてもう10年以上通っているお二人、踊りなんて経験がなかったのに今ではソロを踊るようになった人など様々です。

お仕事で忙しい人も週に一回のフラメンコがストレス発散の場になっているとか。日々のことを忘れてレッスンに集中する時間は貴重なとき。疲れて縮んだ身体もスタジオから出るときにはすっかり伸びているはず。
 →生徒の声もご覧ください

レッスンはどんな感じ?

どのクラスもまずはストレッチからスタートです。日々の生活ではなかなか伸ばさない筋肉をゆっくりと目覚めさせ、けがをしないレッスンを目指します。その後は体幹を意識しながら腕(ブラソ)手(マノ)上半身の基礎練習、フラメンコの特徴でもある足の動き、そして回転などの基礎練習をします。そこからはクラスごとに勉強している曲の振り付けや、その曲を踊るために必要なテクニックの練習をします。

また踊りの技術だけではなく、フラメンコがもつ独特のリズム(コンパス)についてもしっかりと勉強し、より深いフラメンコへの理解へ導きます。