実家ライブ「Nuestra Casa」@ロス・ピンチョス

 実家ライブ「Nuestra Casa」@ロス・ピンチョスへお越し頂きました皆様、本当に有難うございました!「やろう!」と決めてから1年近く、本当に終わる日が来てしまうなんて。終わった直後よりも今の方が寂しい。皆さんから送って頂いた大量の写真を整理しながら、本当に終わってしまったことを実感。「もう一回やろうね!」と言えない寂しさ。ひしひしと押し寄せます。

 最近はもっぱら公演を作る側としてロス・ピンチョスと関わってきましたが、改めてこうやって舞台に立ったことでロス・ピンチョスの大きさに眩暈を起こしそうでした。一部では気負いすぎて空回り。何がなんだか分からないうちに終わってしまった。休憩時間に「ソレアを踊っている間にLOS PINCHOSのタイルが見えて泣きそうになったよ」と奈緒子ちゃん。そう、私は今日何のために来たんだー!!最後のロス・ピンチョスの舞台がこんなんじゃいけないと自分を心の中でぶん殴る。

 身体の奥から、心の底からの力を振り絞って踊るということ。それを私はこの数年間やっていなかったのではないかと、ソレアを踊り終わった時に思った。いや、やっていたつもりだったのだ。いつも全身全霊で踊っていたはずだった。けれどもロス・ピンチョスの舞台は「本気のそれ」を思い出させてくれた。15年近く前に初めてこの舞台に立った時の感動、緊張、挫折、そして向かっていく力。あの気持ちとエネルギー。しかしながらアラフィフの私がこの力を絞り出すのには大層疲れました。。。

 こんな大切な時間を一緒の過ごしてくれた実家メンバーの皆様、心から感謝します。行きの飛行機からすでに家族旅行のようなリラックスぶり。一緒に食べて飲んで喋って、そして熱いライブが出来て。大袈裟だけど多分一生忘れない。何かの度に「あー、福岡でこうだったよねー!」と話すんだろうな。福岡滞在を助けてくれたみきちゃん、うららちゃん、チャコちゃん、そして福岡フラメンカの皆さん!本当にありがとうございました!ロス・ピンチョスの相良さん、欣ちゃん、しゅうちゃん!!言葉はありません。またすぐに遊びに行きます!

 そして何よりも当日会場へ足を運んでくださったすべての皆様に心から御礼を申し上げます。また皆様にお会いできたときに恥ずかしくないよう精進します!!!