スペイン旅行記③グラナダへ

さて、早朝5時にホテルを出発し、空路にて一路グラナダへ。ホテルで作ってもらったお弁当を空港でみんなでもぐもぐしていると、あっという間に出発時間。朝早いフライトのため、飛行機内ではみなぐっすり。気持ちよくグラナダへ到着出来ました。

空港では現地ガイドさんが迎えに来てくれました。しかし、この女性がかなり個性的。私たちを見つけるなり「わー、女の人ばっかりのグループなのねー!この間はおじさんばっかりのグループだったからつまらなかったのよー!華やかでいいわねー!みなさんはどんなグループ??」と機関銃のように話す。そして話せば話すほど、何やら日本語があやしい。聞けばもう30年スペインに住んでいて「もう漢字も分からなくてねー!」とのこと。ホテルに無事到着すると、アンヌさんと名乗るその彼女は「はい、島村ちゃん、こっちに来て!」と私に笑顔で呼びかける。島村ちゃん?なんだこの懐かしい感じ。そうだ!やっぱり彼女は30年前の日本で止まっているのだ!そう言えばうちの父は現役の編集者時代「島村ちゃん」と呼ばれていたではないか!可笑しさがお腹の中から込み上げてきて、この愛嬌のある女性が大好きになった。

さて、グラナダについてもまだ午前中。アンヌさんと別れたあと、市場見学に行きましょうとホテルを出発。おっと、その前にチョコラテ・コン・チューロも食べなくては。チューロにビールが合うことも判明。チョコラテは皆さんに任せて、私はこの新たな発見を楽しむことにしました。

2017111112456.jpgお腹を満たすとそのまま歩を進め、グラナダの市場へ。残念ながらほとんどの魚屋さんは閉まっていた。日曜日ではないのだけれど、どうしてだろう。聞くのも面倒でそのままハムを買ってつまみ食い。すると市場の中に素敵な場所を発見。

201711111315.jpgさすがスペイン。バルのない場所はない。ということで美味しいオリーブやらお魚のマリネやらを山ほど注文し、ビールやベルム(Bermut)というお酒を楽しむ。まだ正午前。お天道様に叱られるかしらと思うつつ、屋内なのでお天道様が見ていないことを祈る。

2017111113455.jpgグラナダと言えばアルハムブラとマリオ・マジャ。いったい世界中の何人の人が、この銅像の前でこのポーズをしていることでしょう。通るたびに必ず誰かがこうやって写真を撮っているような気がします。さて誰が一番うまい??